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更新日:2017327

土佐はちきん地鶏生産

地域 高知県大川村
実施主催 株式会社むらびと本舗
分野 産業振興/優良地域活性化施策

概要

 本事業では利益を追求していくだけでなく、産業の母体として技術力を確立することにより、新規の産業として村内へ土佐はちきん地鶏の生産の普及を目指していく。そこで中山間地域の新たな産業、新規雇用の場を創出していく。

内容

【取組に至る背景・目的】
 大川村は高知県の北部に位置しており、四国山脈の懐と吉野川の源流に位置する山間地域の小規模自治体である。
 本村では、平成21年度から生産を開始した高知県のブランド地鶏である「土佐はちきん地鶏」の生産拡大と雇用の創出、拡大を目指している。この「土佐はちきん地鶏」の生産による産業振興策は、平成25年度から10年間の村づくりのマスタープランである「第5次大川村振興計画」においても最重要施策として位置づけている。
 現在の「土佐はちきん地鶏」は、約5.5万羽/年を生産しているが、南国高知でありながら冬期には-10℃になり、その影響から産卵率、孵化率が著しく低下し、年間を通じた安定した出荷に結びついていない。
 本事業において、継続的な雇用者の確保や指導者による飼育技術のノウハウ蓄積をつうじ、産卵率・孵化率の向上を目指し、「土佐はちきん地鶏」更なる生産拡大と安定供給を目指していく。

 
●土佐はちきん地鶏の生産拡大に伴う所得の向上
 国・県の補助事業を活用しながら、生産を実施しているところであるが、飼育経験のない者が飼育しており、事業開始当初は、孵化率、飼料要求率、出荷率等の成績が悪く、病気等も発生することもあり、成績が安定していなかった。近年は、新たに指導者を招き、気温、飼料給餌、体重測定等のデータの重要性を指導し徹底したデータ管理を実施していき、小さな変化にも気づけるきめ細かい対応と生産技術が定着してきており、本事業によって冬期における寒さ対策を実施することに産卵率、孵化率の向上を目指し、更なる生産拡大、増羽を目指し所得の向上を目指す。


【取組の具体的内容】
 平成28年度からは、孵卵から処理までを本村内で完結すべく、食鶏処理・加工場施設の建設を実施予定である。それによる高度な生産技術の獲得と迅速な処理によって、鮮度を高く保ち、営業・販売を強化していくことを目指す。


【施策の開始前に想定した効果、数値目標など】
 本事業では利益を追求していくだけでなく、産業の母体として技術力を確立することにより、新規の産業として村内へ土佐はちきん地鶏の生産の普及を目指していく。そこで中山間地域の新たな産業、新規雇用の場を創出していく。
 また、事業の拡大により創出された雇用の情報を移住者向けに積極的にPRし、U・I・Jターン者の雇用定着させることにより、村民の増加を目指す。


【現在までの実績・成果】
 土佐はちきん地鶏処理羽数 54,291羽
(平成28年度株式会社むらびと本舗総会資料より)
 株式会社むらびと本舗職員数 17名(平成28年10月現在 役員含む)

  
【導入・実施にあたり工夫した点や苦労した点とその対処法・解決策など】
 生産当初は新種の地鶏であったため飼育データが皆無かつ養鶏経験が無い職員がほとんどであったため、悪戦苦闘しながらも県の指導を仰ぎつつ、独自にデータや技術を取得し、生産羽数や肉質の向上に努めてきた。また、県内外での商談会にも積極的に参加していき、優れた肉質が認められ販路も順調に拡大している。


【今後の課題と展開】
 離島を除く自治体のうち人口最少の本村が村内全域をあげて行なう事業であり。人口減少及び少子高齢化が著しく進む、他の小規模自治体における新たなモデルとなる事業である。
 本事業においては、新しく建設される食鶏処理・加工場や施設の拡大にも対応したていき、生産から販売まで行う事により、今後の6次産業化も視野にいれていく。


【事業期間】
平成21年度から

【事業予算】
総事業費:267,133千円
財源内訳:
14,850千円(県補助金)186,500千円(地方債)
65,783千円(一般財源)

【団体情報】
人 口:406人(平成28年10月末人口:住民基本台帳)
標準財政規模:706百万円
担当部課名:むらづくり推進課

出典

リンク(URL)等

http://murabitohonpo.com/

リノベーション情報

問合せ先

高知県大川村 むらづくり推進課 長瀬憲章
住所:〒781-3703 高知県土佐郡大川村小松27-1
電話:0887-84-2211