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更新日:2019314

性的マイノリティ支援事業

地域 北海道札幌市
実施主催 札幌市
分野 優良地域活性化施策

概要

政令指定都市初の取組として、平成29年6月に性的マイノリティの方を対象とした「パートナーシップ宣誓制度」を創設。対象を同性に限定せず、市内に転入予定であれば利用可能など、先行都市にない要素を盛り込んだ。

内容

【取組に至る背景・目的】

近年の民間調査などで、性的マイノリティは人口の8%前後で存在しており、その多くが日常生活において深刻な困難を抱えている実態が明らかになってきたことに加えて、平成28年6月に当事者や支援者から成る市民団体より、同性カップルを含むパートナーシップの公的認証制度の創設を求める要望書が提出された。

こうした状況を踏まえて、札幌市として、性別や性的指向などに関わりなく誰もが個性や能力を十分に発揮できるまちを目指し、パートナーシップ宣誓制度をはじめとする性的マイノリティ支援施策を開始した。

     



【取組の具体的内容】

⑴ 札幌市パートナーシップ宣誓制度
  一方又は双方が性的マイノリティである二人が互いを人生のパートナーであると市長に宣言し、
  市からパートナーシップ宣誓書受領証を交付するもの。対象は同性に限定しておらず、また、
  市内に転入予定であれば利用が可能である。

⑵ 電話相談「LGBTほっとライン」
  性別違和や同性愛に関する悩みを受け付ける電話相談窓口を開設。
  当事者の悩みや置かれている環境を十分理解できるよう、当事者を含む相談員を配置している。

⑶ 札幌市LGBTフレンドリー指標制度
  LGBTフレンドリーな取組や対応を進める企業を市が評価・登録し、
  登録を受けた企業について積極的に情報発信を行う。



【施策の開始前に想定した効果、数値目標など】

パートナーシップ宣誓制度は、法的な権利や義務を発生させるものではなく、日常生活を送るうえでの具体的なメリットは生じないが、市が性的マイノリティの存在を前提とした制度を創設することは、当事者にとって大きな意義があると考えている。また、性の多様性を尊重した各種施策の展開により、市民理解の増進につながるものと期待している。



【現在までの実績・成果】

⑴ 札幌市パートナーシップ宣誓制度(平成29年6月1日開始)
  宣誓組数:59組(平成30年10月31日現在)

⑵ 電話相談「LGBTほっとライン」(平成29年6月1日開始)
  相談件数:140件(平成30年10月31日現在)

⑶ 札幌市LGBTフレンドリー指標制度(平成29年10月1日開始)
  登録事業所数:36事業所(平成30年10月31日現在)



【導入・実施にあたり工夫した点や苦労した点とその対処法・解決策など】

パートナーシップ宣誓制度創設の際には、市民から2,400件を超える賛否の声が寄せられ、反対意見の中には、偏見に基づいた意見や制度を同性婚と同様のものであると誤解した意見も多く、正しい理解を促すことに苦労した。



【今後の課題と展開】

今後もこれまでの取組を継続して市民の性的マイノリティに関する正しい理解を促進するとともに、札幌市が実施する取組や制度自体についても周知啓発を図っていく。



【事業期間】

平成29年度から



【事業予算】

総事業費:2,193千円(H29)
財源内訳:人権啓発活動地方委託費(193千円)、一般財源(2,000千円)



【団体情報】

人 口:1,952,348人(平成30年1月現在)
標準財政規模:509,473百万円(平成29年度)
担当部課名:市民文化局男女共同参画室男女共同参画課

出典

リンク(URL)等

http://www.city.sapporo.jp/shimin/danjo/lgbt/index.html

リノベーション情報

問合せ先

北海道 札幌市 市民文化局 男女共同参画室 男女共同参画課
住所:〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目
電話:011-211-2962