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更新日:2016325

四日市公害と環境未来館整備事業

地域 三重県四日市市
実施主催 四日市市
分野 観光振興・交流/環境保全

概要

 四日市公害の歴史・教訓を次世代に伝えるとともに、環境改善の取り組みや産業の発展と環境保全を両立したまちづくり、そのなかで蓄積してきた技術・経験等を広く情報発信する拠点として「四日市公害と環境未来館」を平成27年3月に開館した。

内容

【取組に至る背景・目的】
四日市公害裁判判決から約40年が過ぎ、環境改善が進んだ今の四日市を知ってもらうための取組も行ってきた中で、いまだに存在する「公害のまち」としてのイメージを是正し、未来に豊かな環境を引き継ぐために、公害と環境改善の経験を糧にして、四日市市が目指す環境先進都市のシンボルとなる「四日市公害と環境未来館」を整備する。

【取組の具体的内容】
 ・施設整備についての「あり方検討会」を設置し、関係者等の意見を集約するとともに、「基本構想」・「基本計画」を策定し、開館に向けての整備を進めた。また、四日市公害を経験した関係者からの証言を映像で残すとともに、散逸する関係資料の所在調査を行った。
 ・来館者が、公害や環境改善の歴史を学ぶだけでなく、市内関係企業を巡っての環境に関する技術や語り部からの講話を聴くなどの体験機会の提供、また公害・環境に関するワークショップやイベント等を通した、市民・団体・企業などの多様な主体の協働の活性化をコンセプトとして「四日市公害と環境未来館」の整備を進めた。

【施策の開始前に想定した効果、数値目標など】
 ・来館者数  年間5万5千人 (初年度目標)
 ・環境の改善した現在の四日市市の姿を広く国内外に情報発信することで、名実ともに「公害のまち」から「環境のまち」へと転換を図る。
 ・「四日市公害と環境未来館」への来館を契機に、四日市全体を環境と産業の関わりを学ぶ場と捉え、自然環境、関係企業、学習施設等での観察・体験・学習を通じて市民等の環境意識・活動の活性化を促進する。

【現在までの実績・成果】
 ・来館者数 計45,030人(平成27年3月21日【開館日】~9月末現在)
 ・平成27年4月にはベトナムより「ホーチミン国家政治学院一団」、8月にはASEAN10か国の記者が視察に来館するなど、海外に向けての情報発信が成果をあげている。

【導入・実施にあたり工夫した点や苦労した点とその対処法・解決策など】
 ・近・現代の展示については、併設する市立博物館の展示と時系列がつながるように工夫し、歴史の流れを理解した上で、公害発生の経緯を知ることができるようにしている。
 ・公害発生時の四日市を体感してもらえるよう高さ4m超の壁面を利用して、当時の写真を壁一面に展示し、随所に当時を知る方々の証言映像が見られるモニターを配置している。
 ・四日市公害裁判シアターでは、四日市公害裁判に至る経緯について、貴重な証言や当時の映像を使って製作した番組を大画面で上映している。

【今後の課題と展開】
 ・公害・環境に関するワークショップやイベント、講座の開設、フィールドワークによる体験機会の充実を図り、「四日市公害と環境未来館」からの多様なメニューを用いて、広く国内外に、特に国外に向けての情報発信を強化する。
 ・日々進歩する環境改善に関する技術などについて最新の情報を発信する為に、最新の情報収集や展示内容の改善を常に意識していく必要がある。
 ・「四日市公害と環境未来館」、「市立博物館」、「プラネタリウム」という3つの施設が同一の建物にあることによる相乗効果を活かし、来館者の増加に向け、市外・県外からの学習旅行の誘致を進める。

【事業期間】
平成23年度から平成26年度まで

【事業予算】
総事業費:646,773千円
財源内訳:一般財源:212,304千円、市債:411,900千円、一般寄附:630千円
       発電用施設周辺地域振興費補助金:21,939千円 

【団体情報】
人 口:312,688人
標準財政規模:69,301百万円

   

出典

リンク(URL)等

http://www.city.yokkaichi.mie.jp/yokkaichikougai-kankyoumiraikan/

リノベーション情報

問合せ先

三重県四日市市 四日市公害と環境未来館 熊谷 花菜
住所:〒510-8601三重県四日市市諏訪町1番5号
電話:直通 (059)-(354)-(8065)