トップ > 過去の活動事例 > 兵庫県 > 加西市 > あびき湿原保全活用事業

更新日:2016325

あびき湿原保全活用事業

地域 兵庫県加西市
実施主催 あびき湿原保存会、加西市
分野 観光振興・交流/環境保全/コミュニティ

概要

○ あびき湿原は、平成25年8月までは非公表・手付かずであったが、地域と行政がゆるやかに協働して保全と活用を進め、僅か2年で生物多様性保全上の重要な湿原として市外県外から注目を集めるに至り、専門家や行政だけでなく、地域にとって重要な地域資源の一つとして位置付けられている。

内容

【取組に至る背景・目的】
 あびき湿原は、これまで一部の自然保護活動家や専門家の間で保全が進められてきましたが、近年、心無い収集家による乱獲・踏み荒らし、常緑樹の遷移による湿原環境の急速な悪化に対して限界が来ていた。
そこで加西市では平成25年4月の「生物多様性かさい戦略」の策定を契機に、あびき湿原に限らず、貴重な自然環境を積極的に公表することで保全を図っていくという新方針を定め、あびき湿原については、地元の南網引町自治会に対して、協働して保全活動を進めることができないか打診して、保全活動がスタートした。

【取組の具体的内容】
・あびき湿原の重要性を認識していただくための地元勉強会の開催
・主たる保全団体「あびき湿原保存会」の結成に対する支援
・保全活動を進めるに当たっての生物多様性の学識経験者と地域とのマッチング
・あびき湿原の普及啓発(パンフレット、ポスター作成)
・各種支援プログラムへの応募支援
・公民館講座と連携したあびき湿原の保全の担い手育成講座の実施
・地域による保全活動への補助金の創設

【施策の開始前に想定した効果、数値目標など】
・行政と地域住民との協働による自然環境の保全と、地域資源としての活用、地域活性化のモデルケースを作る。
・加西市に新しい地域資源を作る。

【現在までの実績・成果】
(1)加西市野生生物保護地区に指定
(2)ひょうごの生物多様性保全プロジェクトに認定
(3)日本自然保護大賞入賞
(4)生物多様性の保全上重要な湿地に選定
(5)生物多様性保全上重要な里地里山に選定
(6)新日本歩く道紀行「水辺の道100選」に選定

【導入・実施にあたり工夫した点や苦労した点とその対処法・解決策など】
・保全、活用の方向性は全て地域と専門家と行政で密に相談して決定。ただし、行政は可能な限り口を出さない。行政は地域のヤル気がある取組みへの支援に徹する。
・地域にヤル気を出してもらえる支援を続ける。どんな支援が必要か十分に意見交換を行う。何度も現場に足を運ぶ。

【今後の課題と展開】
・保全の担い手の育成とより一層のPR
・地域に経済的メリットが生まれる活用方法の検討
・保全と活用のバランスを如何にとるかの検討

【事業期間】
平成25年度から

【事業予算】
総事業費:2,600千円
財源内訳:平成27年度北播磨県民局ふるさとづくり推進事業費補助金(1,000千円)
一般財源(1,600千円)
 
【団体情報】
人 口:45,695人(H27.3.31)
標準財政規模:11,640百万円
担当部課名:生活環境部環境課



出典

リンク(URL)等

リノベーション情報

問合せ先

兵庫県加西市 田中 忠彦
住所:〒675-2311 兵庫県加西市北条町横尾1000
電話:直通 (0790)-(42)-(8716)