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更新日:2015116

地域資源「ズリ」の活用による夕張再生エネルギー創出事業

事例名 地域資源「ズリ」の活用による夕張再生エネルギー創出事業
地域 北海道夕張市
実施主体 北寿産業株式会社(夕張市)
分野 企業化支援/産業振興

概要

 夕張市は、国内で良質な石炭が採掘されることから昭和初期から平成初期まで、炭鉱とともに発展してきた代表的な都市で、炭鉱によって形成されたさまざまなズリ山が市内には現在も点在します。今回の事業では、市内にあるズリ山の内、最大規模のズリ山を活用し水洗炭で抽出した石炭を、国内の火力発電所、製鉄会社、製紙会社の燃料や発電事業の調整炭として販売する計画です。地域資源の有効活用を図るとともに、地元企業による新規事業化、地元金融機関による融資、地元への新規雇用、ズリ山の安定勾配化による災害リスクの低減、事業終了後には緑化を行うなど、今回の事業決定に伴いさまざまな相乗効果が期待されるところです。

内容


 ズリ山(ボタ山)とは旧炭鉱で採炭され、選炭において不純物を含むもので商品とならないものを山間に堆積させたもので、炭鉱の閉山とともに夕張市が炭鉱会社から引き継いだ資産の一つです。夕張市には大小60あまりのズリ山が存在しますが、古いものほど選炭技術が進んでいなかったため石炭分を多く含んでいる可能性があります。今回の事業で利用するズリ山はサンプル調査の結果、石炭分が多く海外からのカロリーの高い石炭にブレンドし火力調整用の石炭として出荷します。ズリ山は2,200万立方メートルと推測されておりますが、そのうち3割ほどに石炭分が含むとされており、平成27年8月の本格的な稼働を目指し、現在、水洗炭プラントの製作や搬出ルートの建設などを行っています。

 抽出した石炭分以外のズリは、ズリ山の崩落原因となっている周辺のため池の埋め立てに活用し、ズリ山についても採取によって安定勾配化が図られることから、崩落による災害リスクの低減を行うことが可能となりました。事業については当面10年間を予定してますが、年間9万トンの処理能力で50年間の埋蔵量があることから、今後もズリを利用する顧客の確保や、さまざまな活用についての民間事業者の開拓などを行う予定です。数十年後の事業終了後には、植樹を行い緑化を図るなど環境にも配慮した事業計画となっています。

出典

ありません。

リンク(URL)

夕張市役所ホームページ(市長の部屋-記者発表)


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