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雨滝

文書番号
文書番号

8_25

自治体名
自治体名

愛媛県_東温市

名称

雨滝

(アマタキ)

解説
解説

東温市の河之内(かわのうち)地区にある、雨乞いの行場として知られる景勝地です。\n滝の落差は3メートルほどと低く滝としては小さいのですが、白猪(しらい)、唐岬(からかい)の滝水を集めて岩をかみ落下する水の音、樹林に覆われ昼でも暗い滝壺は、祈りの場にふさわしい空気が漂っています。\n\n旧松山藩公儀雨乞所であった雨滝には龍が住むといわれ、龍神の悲しい伝説が残ります。\n「大崩壊(おおつえ)物語」と呼ばれるもので、今は松瀬川(ませがわ)地区の和太鼓グループによって「雨滝甚句(あまたきじんく)」として新たに引き継がれています。\n\n昔、音田に気立てのいい娘がいました。娘が十八の春、河之内の金比羅さんに参詣に出かけた帰り道、雨滝神社にも立ち寄り、大切にしていた櫛(くし)を誤って渕に落としてしまいました。\nある夜、娘の家に見知らぬ美青年が櫛を持って訪れました。娘は大喜びし、両親も快く男を家に入れてもてなし、男は毎夜のように娘に会いにきました。しかし、男のどこか冷たく漂う妖気が気になった娘は、ある夜、意を決して男の肌を傷つけました。驚いた男は闇の中に逃げ去り、血の跡は、雨滝の渕のそばで消えていました。\nその夜、すでに娘は身ごもっていました。\nやがて生まれた子は蛇の子でした。\n男は雨滝の蛇の精だったのです。驚いた一家は、皿ヶ森の麓に葬ってしまいました。そのことを知った蛇の精は嘆き悲しんで黒雲を呼び、龍となって天に昇りました。すると一天にわかにかき曇り、雲は雨を呼び、龍の口は稲妻を吐き、号泣は雷となって天地にとどろきました。豪雨は七日七晩降り続いて皿ヶ森に地鳴りが起こり、その後山津波が山裾を襲い、人家を押しつぶしました。\n人々は龍神様に一心不乱に祈願しました。すると、豪雨が止み、土砂も流れ去りました。人々は龍神様の加護を信じ、祠を建てて祈り、その悲話を後生に伝えています。\n(「先人の教えに学ぶ四国防災八十八話」より)\n\n悲しい伝説ですが、松瀬川と河之内の両地区にとって雨滝との強い結びつきを感じるものです。

カテゴリ
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名勝

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場所
場所

愛媛県東温市河之内

関連URL
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http://www.city.toon.ehime.jp/toon-navi/genre/shizen/amataki.html

問い合わせ先(担当部署)
問い合わせ先(担当部署)

東温市産業創出課

住所
住所

愛媛県東温市河之内

電話番号
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089-964-4414

窓口受付時間
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平日8時30分~17時15分

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